2013年4月25日木曜日

モラルってなんだろう

こんばんは。あるです。

全然リネに関係の無い話なんだけど、すごく腹立たしいことがあったので。

先日妻に、
「ちょっとこれ見て」
と言われて見たネットの記事にびっくり。

パン業界最大手の山崎パンでは、世界の他の国ではどこも認めていない
「臭素酸カリウム」
という発がん性物質を使っているらしい。
パンを焼く工程で使うとふんわり感が出て、そのふんわり感が長持ちするそうな。
本来冷蔵保管すべき惣菜パンである「ランチパック」などが常温販売できているのも、
この添加物のお陰らしい。強い防腐作用もあるそうです。

この「臭素酸カリウム」という物質は、日本でも基本的に食品への使用は
禁止されているんだけど、何故かパンに限っては使用が認められている。
理由は
「最終工程で高熱処理することによりほとんど分解されてしまうから(国の見解)」
だって。

まあ実際のところ、人体への影響の有無は何十年も経たないとわからないし、
影響が出たところでこれが原因だと特定するのも難しいので、
この先もしばらくは使い続けられるんだろうけど。

許せないのは、国は発がん性を認めていながら、
「パンへの使用だけを例外的に認めている」
という点。
仮に最終工程の処理温度が低くて残留物質が多く残ってしまった場合でも、
「適切な処理をしなかった」と言うことで国は逃げられると思っている感が
ありありと見てとれる。
一番大切な「国民の健康」よりも、「企業の利益」を優先しているとしか思えない。
もはや政治にモラルを求めるのは無理なんだろうか。

本来ならもっと騒がれるべきニュース
「だった(もう数年前から話題になっていたらしい)」
のに未だに騒がれないのは、やはり山崎パンが業界最大手で、
いくつもの媒体をスポンサードしているからなのか?と穿った見方もしてしまう。

モラルってなんだろう。
企業にとって目指すべき価値観ってなんだろう。

そんなことを考えさせられた出来事でした。

ちなみに、スーパーでも他のメーカーが作っている無添加のパンを買うことは
できるので、敢えて危険な物に手を出すという選択肢をとる必要は、全くありません。

詳しくは
「パン 添加物」
「パン 発がん性物質」
「パン 無添加」
などで検索するといろいろな情報が集まります。

どう捉えるかは個々の判断だけど、
とりあえず我が家では、「今後添加物入りのパンを絶対に買わない」と決議されました。

他の食材でもいろいろありそうなので、しばらくは注意深く買物していこうと思います。

少なくとも、自分の家族だけは守りたいしね。

2013年4月4日木曜日

春の訪れ

今日、自分の近しい人にとても良いことが起きた。

自分のことのように嬉しかった。

最近、押し殺している感情が揺さぶられることが何回か続いていて、
自分にもまだ感情が残っていたのかと、
まだまだ自分も捨てたもんじゃないなと、
認識することができた。

生活の環境が変わって9ヶ月くらい経って、
まだまだ混沌からは抜け出せて無いんだけれども、
最近自分の中の凝り固まった色々な何かが、
音を立てて氷解していくのを感じる。

6歳まで住んでいた新潟で、
根雪の下からツクシが顔を出していた様子を、
ふと思い出した。