2015年3月15日日曜日

ホワイトデー終了 来年が憂鬱です。

ホワイトデーが終わった。

14日が土曜日ということもあり、会社の人には13日の金曜日に、バレンタインでいただいたチョコのお返しを何件かした。

会社で渡せなかった人には、13日の晩に宅急便で送った。

自分としては大変な労力と時間とお金を使って行っている行為なのだが、大人としていただいた物に対するお返しをしないのもアレだと思うので、仕方なくやっている。
きっと大多数の男性がそう感じているのと同じであるように、経済活動にただただ協力しているだけ。

バレンタインにチョコをくれる女性は、どうなんだろう。
結構な経済的負担とそれを準備するための時間や手間がかかってるんだから、正直面倒臭い風習だと思っている人も相当数いるんだろうなと想像する。
しかも最近では「友チョコ」なるものがあって、うちの一緒に住んでる女の人なんかは、ママ友や娘の友だち達とやりとりをするので大変頭を悩ませている。

もちろん一部の「趣味がお菓子作り」だとか「人にプレゼントするのが好き」という人、それから本気で気になる相手の気を引くために特別なプレゼントを送る人がいるのは知っているんだけど、それ以外の大多数の人にとっては負担でしかないんじゃないんだろうか。

「贈るのが当たり前」になってしまうと、「贈らない人は冷たい人」ってことになってしまって、標準的な感覚を持っている人だったらそのラインからはなかなか抜け出せないんだろうなと、少し可愛そうになる。

きっとこの手の風習は、法律で「バレンタインに何か物をプレゼントするのは禁止!」とかにしないと無くならないんだろうけど、そんな法律は社会主義の国でもできないだろうから、せめて会社や教育機関内では「バレンタイン(に関わらず)に虚礼に基づく贈答物のやりとりは禁止」くらいのことやってくれても良い気がする。
本当に意中の相手に対してだけプレゼントするのであれば社外でやれば良いし。
それ以外の人たちは、「バレンタインはめでたい日だから、この日くらいはパーッとお金を使って楽しみましょう」みたいな感じにしてくれたほうが、経済的にも潤うし、異業種間での競争も起きて楽しいことになるんじゃないかと思ったりする。

しかも13日はうちの一緒に住んでる女の人の誕生日でもある。
ホワイトデーのお返しと誕生日プレゼントを一緒に渡したら(今年は言われなかったけど)、「なんか損した気分」なんて言われるし。
この負のスパイラルはなんだ。

きゃりーぱみゅぱみゅさんあたりが、
「もうバレンタインなんて無いよね」
とか言ってくれたら、少しはこの状況も変わるんだろうか。