2015年5月11日月曜日

存在意義

精神系の病を患うと、自分自身も辛いけど当然周りの人にも少なからず影響を与えてしまう。

当初はなんとかお互いが良い方向に向かえるように努力するんだけど、それが長引くと徐々に疲弊してきて、関係性もギスギスしたものになる。

そもそも精神がやられる人は繊細な人が多いので、そうなるとみんなが傷ついて苦労していく状況で、自分がこの世に存在する意義について、深く考えるようになる。

その許容値を超えると、自殺などに走ってしまうんだろう。

自分の場合は幸運にもその状況に至ることが今のところ無いけど(ならないように努力しているのもあるんだろうけど)、愛する人を守ることができないばかりか傷つけてしまうことに無力感を感じてしまう。

起きる現象が精神状態に支障をきたすので精神疾患と言われるけど、実のところは脳機能の障害なので、その部分を理解して腹落ちしてくれればなんとか自分の気持ちに折り合いをつけることもできるんだけど、それを周囲に理解してもらうのも難しいし、理解してもらえたとしても感情的に受け入れてもらうのはとても難しくハードルが高い。

そんなもろもろのことを考えると、本当に自分の生きていく上での存在意義をなんとかして見つけていかないと、長くこの病気と付き合っていくことは難しいと思う。

本来、色々な情報から隔絶された状態で一定期間生活することができれば、比較的早く正常な状態に戻すこともできるらしいんだけど、やはり家庭を持ちながら仕事をして生活を続けるためには、様々な失敗を繰り返してトレーニングを重ねつつ、自分の中で存在意義を見出して折り合いをつけていくしかないと思う。

自分も傷つきたくないし、それ以上に周りも傷つけたくない。
この病気、いつか治るんだろうか。一生付き合っていかないといけないのかと考えると、本当に心が挫けそうになる。

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