2011年5月3日火曜日

2011/05/03 「白い犬とワルツを」

こんばんは。あるです。

私はあまり多趣味では無いのですが、数少ない趣味のうちの一つが読書です。

集中して読む時間がとれないので、毎日の通勤電車で読む程度です。大体2週間に3冊くらいのペースかな。

買ってしまうと家の中が大変なことになってしまうので、ほとんど図書館で借りて読んでいます。

一番好きなジャンルはミステリーですが、基本的に小説ならなんでも読みます。

ただ読んでるだけだとなんとなく記憶に残りにくい気がするので、このブログにメモ程度で残そうと思いました。


今日は、昨日読み終わった小説「テリー・ケイ」作の「白い犬とワルツを」について、ちょこっとだけ書いてみたいと思います。

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舞台は1970年代のアメリカ。

妻に先立たれた老人が、毎日さびしい生活をしていました。

そんな彼が、ある日玄関先で、白い犬と出会います。

他の誰にもなつかない犬ですが、なぜか老人だけにはなつき、毎日彼が一人のときだけ会いにきます。

そんな彼らと、彼の心優しい子供たち、隣人たちが繰り広げる、心あたたまるお話です。

ハリウッド映画のような派手さは全くないのですが、老人の静かな日常に流れる、なんとも言えない空気が、読んでいてとても心を癒してくれます。

フランスやイタリアの映画が好きな方には、ぜひお勧めしたい本です。

最後まで一貫して穏やかに時間が流れていくのですが、読み終わった時には思わず涙がポロリと出そうになりました。


初めてなのであまり上手く伝えられてないと思いますが、本当に良い話なので、本好きの方は是非読んでみてください。



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